もったいない!絵が下手なのを、ヘタウマって開き直ってない?

イラスト絵の描き方、上達方法
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こんにちはとどろきレミです!
「私の絵はヘタウマなのだ!味があるよ!」
「俺はデッサンなんて、絵の練習なんてしないぜ!
上手くなったら俺の絵じゃなくなっちまうからな!」
というあなた!
それでも良いんです。絵は見てる人が楽しんでくれたり、
自分が描いていて楽しければ良いんです!

だけれど、もしかしたら、あなたはもったいないことしてるかもしれません。
絵の練習をすることで、そのヘタウマをもっと生かせるかもしれないのです。

ヘタウマ

通常の美的観点から見れば稚拙であり下手であると判断されるが、逆に常人にはなかなか表現できない味わいのようなものがあり、一種の上手と認められるさま、などを形容した表現ヘタなんだけれどうまい、といった意味合いの語。引用:Weblio 辞書

今回はヘタウマって開き直っちゃって絵を練習しない人に見て欲しい
「あなたの味を残したまま、表現の幅を広げることってできるんだよ」
って話をしようと思います。

うまい絵って何?

うまい絵ってそもそも何でしょうか?
このブログ内では、ややこしいので、うまい絵=立体を捉えられている
ということにしていますが、一般的にうまい絵とは何か?

上手い絵にはいくつか種類があるようです。
次の画像を見てください。
うまい絵パターン
読んでいただけたら分かると思いますが、
いわゆる、誰が見ても「うまいなぁ~」と思う写真のような描写がある絵から、
「これ本気で描いてるの!?」と思ってしまうようなシンプルな絵まで
(うまい)なのです。
下のジョアン・ミロの絵なんか
もし、あなたが同じ絵を描いてお母さんに見せにいったら
「なあに?このラクガキ?お母さん今忙しいのよ。」
なんて、相手にしてもらえないかもしれません。
でもジョアン・ミロの絵は絵画として評価されています。
何故か。
それはジョアン・ミロが、この絵を
写真のような描写ではなく、あえて、この表現で描くことを選んでいるから
だと思います。

表現は選べる

分かりやすいところでピカソの絵。
一度は見たことがあると思います。

405_2
泣く女(パブロ・ピカソ)

p03
ゲルニカ(パブロ・ピカソ)

ピカソも何だか不思議な絵ですね。
写真のような描写はないですね。ぺたっと平面的。

picasso21_1949_1
車に乗った子供(パブロ・ピカソ)

でも、ピカソ写真のような描写もできる人なんです。

EPSON MFP image

↑ピカソの自画像です。荒っぽいですが立体的ですよね。
あなたがもし、この絵を描いてお母さんに見せにいったら
「あら、上手ねえ~!」
と褒めてもらえると思います。
かっこいい。私は好きな絵です。

なぜピカソはこんな写真のような描写が出来るのに、
平面的な絵を描くのでしょうか。
それは、ピカソが「この絵はこう描くぞ」と
表現を選んでいるからです。

この絵を見てください。
DSC_8516a1
黄色のプルオーバー(パブロ・ピカソ)
ちょっと顔のところ注目です。
鼻筋とか…なんかちょっと掴めそうな感じがしませんか?
服の襟?などぺたっと平面的ですが、
平面をのこしたまま、ピカソは立体的な表現も入れています。

ピカソは描こうと思えば、いつだって立体的に描けるのです。
だから、この絵では顔の部分だけ立体的にするような表現を選べているのですね。

表現を選ぶには、描写力(写真のように立体的に描ける力)を
持っていなければなりません。

描写力という道具を持っていなければ、
出したいときにでません。

dora

どうですか?
描写力を手に入れて、自分の味のあるへたうま絵に
一部立体的な表現など入れてみたくなってきませんか?ワクワク

じゃあ描写力を手にいれるには?

絵を練習することです。
でも、やたらめったら沢山絵を描けば良いという訳ではありません。
はやく描写力がつけたいのなら正しい練習をすることです。
知らなきゃ損!確実に絵が上手くなる練習方法
↑この記事では練習方法に「模写をすること」をすすめています!

描写力を手に入れるまでは個人差ありますが、最低でも3年必要だと思います。
私が絵を本格的に初めて、模写をして練習をして3年くらいから、
「おお!!立体的だ!!」
自信をもって自分の絵に対して思えるようになりました。

1年練習するだけでも相当違ってくると思います。
描写力はつけばつくほど絵を描くのが楽しくなる気がします。
これを味わってほしいです。

でも気を付けなくてはいけないのは、
描写力が目的になってはいけないということ。

描写力は手段で、あなたの絵をよくする道具にすぎないということです。
忘れてはいけない。でもそこが結構むずかしい…

「描写力ほしい~ハアハア」
夢中になると描写力が目的になっちゃうことあると思います。
描写力を手に入れても、
あなたの表現にいらないと判断すれば、その時はつかわなくて良いし、
ちょっと使いたいときは、ピカソのように、一部立体にしてみるとか!
そういうふうに使いこなすことが目的なんです。

描写力はつかっても、つかわれるなです。
酒は飲んでも飲まれるな!と同じ♡(ちがういますね)

まとめ

あなたの絵がもっとステキになって欲しいという思いでこの記事を描きました。
とくに、描写力はないけどアイディアは誰にも負けないという人。
描写力をつけたら無敵です。最強です。
私も、もっともっと描写力ほしいです。
が、アイディアがない人なので悲しいです。
最後自虐になりましたが、
一緒にがんばりましょうね!(^v^)♡
それでは!

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コメント

  1. viperなマトスさん より:

    その描写力とやらが先天的に空間認識能力が無くて練習しても身につけられないんだよ
    筆折るのが負けたようで悔しいからこうやって地に這いつくばって下手くそな絵生涯に渡って描き続けてんんだよ
    俺が強者に理解を求めるのが傲慢な様に、お前らが持たざる者の気持ちなんか知った気になってんじゃねー

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