丸から球にするには?
これは、生徒に球を描かせたものなんだけど…
パパッと教えゆから耳かっぽじって聞いてね!!
光を意識しよう!
夜寝るとき、電気を消すと真っ暗になりますね。
すると周りにあったものが暗闇に消えて見えなってしまいます。
当たり前ですが、ものは光が当たって
明るいところ、暗いところが出来ないと見ることが出来ないんです!
まず、ものに光を当てるとこから
ものを観察することは始まるのですね!(^^)
絵を描くときも、光がどこから当たっているのか意識して
描きましょう!
☆ポイント☆
絵を描くとき、基本は光源をひとつに絞って描こう!
立体的に描く仕組み
球に光を当てて、明るいとこ暗いところを観察してみましょう!
下図は斜め上から光が当たっている球体です。
①光(ライトや自然光を当てて暗いところをつくる)
②陰(光によって、ものにできた暗いとこ)
③影(ものを接地してある地面に落ちる暗いとこ)
④反射光(接地面からの反射光でものが少し明るくなる。これによって丸く形がまわり込んで見える。)
⑤ハイライト(つるっとした質感のものだと、光源が映り込みむ。)
なんと!!
この①~⑤をつかえば、どんなものでも立体的に描くことができます。
デッサンの基本なのでしっかり覚えてくださいね!
グラデーション
ものを立体的に描くには実はグラデーションがうまく出来るかにかかっています
一番暗いトーン(黒)から一番明るいトーン(白)までの上図のようにきれいなグラデーションをする技術がなければ、ものを立体的にリアルに描くことは出来ません!
球に光を当てて見てみましょう
光が当たって、明るくなっているところから陰の部分まで
きれいなグラデーションになっています。
影の部分も、球が地面に接地している部分がより暗く接地面から離れていくと影が少し薄くなるようグラデーションになっていますね。
明中暗の3つのトーン
・明るい部分は白
・中間の部分は薄めのグレー
・暗い部分は濃いグレー
この三つのトーンで塗り分けるイメージでざっくりと明暗を合わせていきましょう。
この段階ではざっくりですが、もう雰囲気はお手本に合っていてほしいです。
上図の失敗例のように、ちぐはぐにトーンを置いてはいけません。
トーンを合わせるコツは全体を見ることです。
あまりお手本と近いと部分しか見えないので合わせにくいと思います。
でも、お手本を離して遠くから見るとどうでしょう。
全体が見えるようになり、トーンが合っているかも見比べやすいですね。
また、目を細めると明中暗の三つの階調のトーンが見えてきます。
ホントです!
三つのトーンをざっくりつける時は目を細めながら描くことを強くオススメします。
トーンを増やす
明中暗の三つのトーンが描けたら、今度はトーンを細かく増やしていきます。
明中暗の間のトーンを出していくようなイメージで。
このように、ざっくりとした最低限のトーンから、
だんだんとトーンを細かくして豊かにしていくというイメージです。
これはあくまでイメージで実際には、こんなに上手くいかないと思います。
明るいトーンにしすぎちゃったり、
逆に暗くしすぎちゃったりと、修正に修正を重ねながらやっと完成するかもしれません!
失敗しやすいところ
細部を観察していると、部分だけを見すぎてしまうことがあると思います。
例えば上図は影と反射光の部分を見比べて、
影が黒く、反射光の部分が白く見えますね!
すると、その部分だけを見た情報を映しとってしまい
反射光を白を強く描きすぎてしまったりします。
そんな時は、いったん絵から遠く離れて見ますと
全体が見えるので、
「明るく描きすぎちゃったな」
と気付くことが出来ますね!
細部を描きこんだら、全体のトーンが崩れてないか
ちぐはぐになっていないか何度も絵から離れたり、目を細めたりして確認しましょう
トーンを合わせるコツは、
全体⇔細部と常に確認しながら描くことです!
光の方向
光は上から当てたり、下から当てたりすることで
同じ球体でも光の当たる方向が違だけで随分雰囲気がちがって見えます。
こういう事を見ても、絵を描くうえで
光はとっても重要なアイテムのようです!
まとめ
どこから光が当たってるか意識すること。
①光
②陰
③影
④反射光
⑤ハイライト
の明るい部分、暗い部分をよく観察すること。
グラデーションをていねいにすることよ!
黒↔白のグラデーションをまずは描けるようにしてから、
モノクロ写真を何枚も模写するような練習をすれば描けるようになると思いますよ!
イリュージョン!!
出来たら楽しいからがんばりましょうね♡
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